6月といえば、あじさいの花が美しい季節です。
梅雨のこの時期、じめじめと湿気が体にまとわりついて、少し気分が落ち込みやすくなりますが、そんなときに美しいものを見かけると心が和みますよね。
雨の中のあじさいというのもなんとも風情があっていいものです。
あじさいは、公園や家庭のお庭でも見かけることが多く、日本人にとってはかなり親しみのあるお花です。
一般的に、植わっている土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤の花が咲くと言われていますが、実はそれほど単純ではないそうで、もともとその株自体が持っている色素や、開花からの経過日数など、いくつかの要因で色が変化するそうです。
たくさん咲いていても、それぞれ微妙に色合いが違っているので、お気に入りの一花を見つけるのも楽しいですよね。
でも、知っておいてほしいことが一つだけ。
あじさいの葉っぱには実は毒があるらしいのです。間違っても天ぷらなどにして食べてはいけません。(←まず、そのようなことはめったに考えないと思いますが(笑))
天ぷらではないですが、毒があることを知らない料理屋さんが、料理の飾りとして添えたあじさいの葉をお客さんが誤って食べてしまい、中毒を起こしたこともあったそうです。
食べてしまった方、まさに気の毒ですよね。
美しい花にはトゲがあると言いますが、まさか毒があるとは私も思ってもみませんでした。
◆ あじさいの写真 ◆
【サイズ(ピクセル)】2544 × 1696 px
【ファイルサイズ】544 KB
【フォトグラファー】東風